低血糖とは

低血糖とは、治療の副作用により正常より低い血糖になってしまうことです（※）。正常血糖は空腹時で70～99mg/dLですから、70mg/dL未満が低血糖になります。血糖が70mg/dL未満になると、冷や汗が出たり、手が震えたり、手足の力が入らなくなったり、異常な空腹感を感じたり、様々な癥狀が出現(xiàn)します。ひどくなると麻痺が出たり、意識を失ったり、最悪の場合、後遺癥が殘ったり命を落とすこともあります。

（※稀に、治療とは関係ない副作用を起こす病気もあります）

低血糖を起こす可能性がある薬を飲んでいるのか確認(rèn)しましょう

　このように怖い副作用であることを説明すると、なんでもかんでも低血糖ではないかと心配しだす人が多いのですが、心配しすぎの場合も多いです。

　インスリン注射か、低血糖を起こす可能性がある薬を飲んでいない人は、基本的に心配いりません。低血糖を起こす可能性がある內(nèi)服薬の一覧は以下になります。

?先発品名（一般名）
?オイグルコン、ダオニール（グリベンクラミド）
?アマリール（グリメピリド）
?グリミクロン（グリクラジド）
?シュアポスト（レパグリニド）
?グルファスト（ミチグリニド）
?スターシス、ファスティック（ナテグリニド）

ご自分の飲んでいる薬の中に、これらのものが含まれているかどうか、必ず薬剤師か醫(yī)師に確認(rèn)してください。

これらの薬は危険性が高いので、あまり処方することはありません。內(nèi)臓に負(fù)擔(dān)をかけたり太りやすくする副作用もあるので、特に若い方には極力使わないのが普通です。逆にご高齢の方は若い人よりも低血糖を起こしやすいため、ご高齢の方にもやはり使用を控えてます。インスリン注射ができず、他の薬でどうしても上手く治療できないケースなどで、仕方なく使う程度です。

何らかの事情でこれらの薬を飲んでいる人は注意が必要ですが、そうでなければ基本的には心配いりません。

勘違いも多い

これらの薬を飲んでいる人でも、そうしょっちゅう低血糖を起こすわけではありません。よく低血糖と間違われるのが、立ち眩みです。立ち眩みは、立ち上がった瞬間などに目の前が暗くなる癥狀で、一時的な低血圧が原因です。健康な方でも起こすことがあり、數(shù)秒程度か、長くとも1分以內(nèi)には自然と治まります。血糖というのは血圧ほど早くは変化しませんから、低血糖癥狀は対処しなければ少なくとも數(shù)分以上は続きます。

また、ブドウ糖を摂れば速やかに良くなってしまうのも低血糖の特徴です。ほとんどの場合、ブドウ糖の効き目は5～10分位であらわれ、30分以內(nèi)には癥狀は完全に消えます。

自信がなければ???ブドウ糖をとる！

　とはいっても、「これって低血糖なのかな？どうなのかな？」と分からない場合もあるでしょう。低血糖かどうか自信がなければ、迷わずブドウ糖を摂りましょう。

　本當(dāng)は低血糖ではないのに、誤ってブドウ糖を摂ってしまったとしましょう。別に1～2回くらい問題ありません。もちろんその時は高血糖になってしまいますが、一時的な高血糖は健康にほとんど影響を及ぼしません。

　しかし本當(dāng)は低血糖のなのに、「勘違いだったら嫌だな」とブドウ糖を摂らなかったとしましょう。最悪、そのまま意識を失って倒れてしまう危険もあります。

　ですから、少しでも低血糖を疑ったらブドウ糖を摂るようにしてください。

必ず醫(yī)師へ報告を

　低血糖を1度でも起こしたら、必ず醫(yī)師に相談してください。治療を見直さなければいけません。低血糖を起こした日付、時刻、直前に食べたもの、起こした時の狀況、癥狀など、なるべく詳しく手帳に記録しましょう。

　通常、內(nèi)服薬だけで治療している方の場合、年に1回も低血糖を起こさないのが普通です。1度でも低血糖を起こしたら、治療を見直すべきです。

　インスリン治療中の方でも、安定している方や、1日1回のインスリン注射で済んでいる人であれば、年に1～２回低血糖を起こすか起こさないか、というくらいが普通です。1日に2回以上インスリン注射をしているなど、複雑な場合にはどうしても多少低血糖を起こしてしまうこともありますが、しかしそれでも月に1回以上低血糖がある場合は、治療が上手くいっていない可能性が高いです。

低血糖は専門醫(yī)へ

　そもそも、低血糖を起こす可能性のある薬剤はなるべく避けるべきです。やむを得ず使う場合も、極力低血糖を起こさないように治療しなければいけません。

　低血糖を繰り返していると、心筋梗塞や認(rèn)知癥など重大な病気の危険が高まることが分かっているからです。治療をしているつもりが、かえって健康を害してしまっていては本末転倒です。

　低血糖を起こしている場合、「治療中だから仕方ないのかな」とは考えず、一度は専門醫(yī)にご相談いただくことをお勧めします。當(dāng)院はセカンドオピニオンも承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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網(wǎng)址: 低血糖について http://www.u1s5d6.cn/newsview1254814.html