2021.07.17（最終更新日：2025/08/12）

92054 view

ウェルネスとは？健康やウェルビーイングとの意味の違いを紹介

普段のビジネスシーンでも最近よく見(jiàn)聞きする「ウェルネス」という言葉ですが、どんな意味なのか今一つはっきり摑めていない人も多いのではないでしょうか。
また、ウェルネスの他に、健康やウェルビーングといった類似表現(xiàn)があり、それぞれの使い分けがわかりづらいと感じている人も多いことでしょう。
今回は、ウェルネスの意味や健康?ウェルビーイングの言葉との違いなどについて具體的に説明していきます。

もくじ

ウェルネスとは？

ウェルネスとは、英語(yǔ)のwellnessをカタカナ表記したもので、よりよく生きようとする生活態(tài)度を意味する言葉です。
英語(yǔ)があまり得意でないという人も、「well」が「うまく、上手に、満足に」といった意味を表す単語(yǔ)だというのはお馴染みでしょう。
そのwellに、英語(yǔ)の一般法則に則り「ness」という接尾辭を語(yǔ)尾に配置して名詞へと変化させたもの、それが本題で扱うwellness(ウェルネス)という言葉の成り立ちです。

↓リフレッシュ休暇の內(nèi)容やメリット?デメリットを紹介した記事はこちら↓
リフレッシュ休暇とは？付與日數(shù)や條件、導(dǎo)入メリット?デメリットを紹介

ウェルネスの言葉の語(yǔ)源

実は、このwellnessという言葉が、今日用いられるような意味合いで明確に定義づけられたのは比較的最近のことだとされています。
事の始まりは1961年、後にウェルネス運(yùn)動(dòng)の父とも呼ばれるようになった米國(guó)の公衆(zhòng)衛(wèi)生醫(yī)ハルバート?ダンが、従來(lái)の健康（health）とは區(qū)別する目的で、より総合的?広範(fàn)な視點(diǎn)で捉えた健康観としてウェルネスを提唱しました。
この発表以降、ウェルネスは若干の再解釈などを繰り返しますが、その存在が広く一般に認(rèn)知されるようになったのは、1977年設(shè)立の全米ウェルネス協(xié)會(huì)を中心としたムーブメントが大きく影響しています。
この草の根運(yùn)動(dòng)は日本を含めた世界規(guī)模で広がり、醫(yī)療分野のみならず商品やサービス開(kāi)発といったビジネス業(yè)界全般においても、ウェルネスとその概念が積極的に活用されるようになりました。
醫(yī)學(xué)者ハルバート?ダンの提唱によると、ウェルネスは當(dāng)人の疾患の有無(wú)だけに著目するのではなく、健康を基盤(pán)として、より活き活きとした輝かしい人生を志向する姿勢(shì)?取り組みを內(nèi)包した概念と捉えることが可能です。

↓仕事のやる気が出ない原因や対処法を紹介した記事はこちら↓
仕事のやる気が出ないよくある原因と対処法を紹介

ウェルネスの構(gòu)成要素

広義的な概念から成り立つウェルネスは、主に7つの視點(diǎn)から語(yǔ)られることが多くなっています。

それらは、

からなり、真の健康へ到達(dá)するにはこれら7つのファクターを満たす必要があるとされています。
こうした新たな健康概念の普及により、各企業(yè)の従業(yè)員向け健康増進(jìn)プログラムが多様化すると同時(shí)に、多くの産業(yè)分野でウェルネスを謳った新規(guī)ビジネスが次々に誕生しています。

ウェルネスという考え方が必要な理由

ウェルネスの考え方の柱となっている、感情のウェルネス、身體のウェルネス、精神のウェルネスはそれぞれ働きつづける上で非常に重要な要素です。
どれか1つにでも異常があれば、仕事で満足のいくパフォーマンスを発揮できなかったり、場(chǎng)合によっては仕事に支障をきたしてしまう可能性もあります。
心身の問(wèn)題が原因で一度ダウンしてしまうと、復(fù)帰するまでに時(shí)間やお金を要するために、従業(yè)員個(gè)人にも企業(yè)にも負(fù)擔(dān)がかかります。
ウェルネスを意識(shí)して生活することによって、未然に病気や不調(diào)を防ぐことができ、仕事もプライベートもより充実することが期待できます。

↓心身の不調(diào)を早期に発見(jiàn)する組織サーベイについて紹介した記事はこちら↓
組織サーベイの実施目的や導(dǎo)入のメリット?デメリット、注意點(diǎn)を紹介

ウェルネスと健康の意味の違い

一般的な辭書(shū)においても、ウェルネス（wellness）の和訳が「健康」と明記されているケースも多く、雙方の言葉をどう區(qū)別するのか余計(jì)に混亂してしまう人も多いのではないでしょうか。
ウェルネスと健康を?qū)澅鹊膜艘?jiàn)る場(chǎng)合、健康は日常的に使われる言葉であるhealth(ヘルス)に置き換えるとより理解しやすくなるでしょう。

世界保健機(jī)関は、1948年に健康（health）の定義として、「単に病気のあるなしに関わらず、身體的、精神的、社會(huì)的に萬(wàn)全な狀態(tài)」と定義しています。
よって、ヘルス（health）という意味合いにおいても、健康とは人の肉體的疾患に関わる事象だけではなく、比較的広義な要素を加味して判斷されるものだと説明されています。
ただし現(xiàn)実には、健康（health）は人々が特定の癥狀や疾患、身體への何らかの反応が生じた時(shí)に初めて顕在化する問(wèn)題に過(guò)ぎず、産業(yè)面ではほぼ醫(yī)療分野においてのみスポットが當(dāng)たる概念でした。
健康（health）分野への出費(fèi)自體、病気?疾患の治療や、心身のマイナスをイーブンに持ち直すことが目的で、止むに止まれずお金を支払う対象というのが健康（health）に対する社會(huì)の共通認(rèn)識(shí)だったのです。

その後、既述のようにウェルネスという新たな健康概念がアップデートされることで、通院するかどうかの判斷基準(zhǔn)だった健康と、健康（health）を基盤(pán)に、一層充実した心身やライフスタイルを志すプロセスを含むウェルネスで、大まかに區(qū)別して使用されるようになっています。
例えば、定期健康診斷ではその時(shí)點(diǎn)での人々の健康狀態(tài)を輪切りにして測(cè)定する手法をとっており、まさに人々の健康（ヘルス）チェックを?qū)g踐する典型的な事例と解釈できます。

↓健康経営の內(nèi)容やメリットについて紹介した記事はこちら↓
健康経営とは？企業(yè)が取り組むメリットや効果を紹介

ウェルネスとウェルビーイングの意味の違い

ウェルビーイングもウェルネスと同様、英単語(yǔ)のwellに基づいた言葉であるという點(diǎn)は共通です。
ウェルビーイングは、英語(yǔ)でwellbeingと綴り、beingが語(yǔ)尾に付くことでより継続的なニュアンスが強(qiáng)まり、ある一點(diǎn)での狀態(tài)に著目する健康（ヘルス）とはますますかけ離れた意味合いを有していると想定できます。

そして、日本語(yǔ)訳では健康な狀態(tài)とも表され、ウェルネスとの類似性が感じられますが、大きな違いはウェルビーングの場(chǎng)合、健康且つ「幸福な狀態(tài)」と解釈されるケースが非常に多いという點(diǎn)です。
ウェルビーング自體健康を內(nèi)包した概念であることに変わりありませんが、より包括的な人々の幸福度を問(wèn)う価値観となっているのが最大の特徴です。
ビジネスシーンにおいても、ウェルビーングの観點(diǎn)から組織構(gòu)造や制度をデザインする風(fēng)潮は強(qiáng)まっており、シンプルに言えば従業(yè)員の総合的な幸福が、組織の安定した業(yè)績(jī)向上につながるという考え方が根底にあります。
具體的には、企業(yè)の福利厚生の充実や、職場(chǎng)での良好な人間関係、フレキシブルな勤務(wù)スタイル、モチベーションの上がる評(píng)価體系、健康増進(jìn)への補(bǔ)助など、あらゆる施策がウェルビーングに寄與する取り組みとして評(píng)価できます。
単純に働きやすい職場(chǎng)環(huán)境の創(chuàng)出を目指せばウェルビーングが満たされるようにも見(jiàn)えますが、場(chǎng)合によっては、「働きがい」という要素を加味することで従業(yè)員の幸福度が向上するかもしれません。
このように幸福という概念を扱う以上、一方的に正しい解決策を決め付けるのは難しい側(cè)面があるのは確かです。
目指すべき究極的なウェルビーングは各企業(yè)ごとで違いがあるのはもちろん、企業(yè)全體での話し合いを通じて常に見(jiàn)直しがなされるべき対象でもあります。

ウェルネスは、健康で生き生きとした人生を志すプロセスに焦點(diǎn)を當(dāng)てますが、実際の企業(yè)內(nèi)での取り組みでは、特に従業(yè)員の健康面へのアプローチをウェルネス施策と位置付ける場(chǎng)合がほとんどでした。
従業(yè)員の健康への取り組みを継続的に支援するあり方が、一般的なウェルネス?プログラムとして多くの企業(yè)で実踐されてきたということです。
一方で、ウェルビーングの捉え方によると、企業(yè)が提供するあらゆる施策は何より従業(yè)員の幸福度へとリンクしなければなりません。
結(jié)果的にウェルネス的な施策がウェルビーングに相応しいと判斷されるかもしれませんが、それは選択肢の一つに過(guò)ぎず、従業(yè)員同士の人間関係や目的意識(shí)、達(dá)成感、精神狀態(tài)など他のあらゆる要素を改善し高めることで、企業(yè)全體にもメリットが生まれるという捉え方です。
よって、ウェルネス観點(diǎn)の施策とウェルビーング観點(diǎn)の施策では、中身が類似するケースがあるかもしれませんが、ウェルビーングの場(chǎng)合、より長(zhǎng)期的視野に立ち、幸福度という大局的な目標(biāo)を常に高次に據(jù)えている點(diǎn)が大きな違いです。

↓ウェルビーイングについて紹介した記事はこちら↓
ウェルビーイングとは？意味や注目される理由、事例について紹介

おすすめのエンゲージメント向上ツール「THANKS GIFT」

THANKS GIFT（サンクスギフト）は、感謝を贈(zèng)り合うことで社內(nèi)コミュニケーションを活性化させ、社內(nèi)文化を醸成でき組織や社內(nèi)の生産性向上、エンゲージメント向上に寄與するツールです。
大手IT製品レビューサイトでは、プロダクトの機(jī)能の豊富さや使いやすさ、サポートの充実度などで評(píng)価いただき、複數(shù)のカテゴリにおいて満足度No.1を獲得しています。

THANKS GIFTの資料ダウンロードページはこちらをクリックください

THANKS GIFT（サンクスギフト）は、感謝や稱賛を伝え合うサンクスカードをはじめ、経営者の思いや従業(yè)員のコミュニケーションを活性化させるWeb社內(nèi)報(bào)、組織の課題を把握するための組織サーベイなど、組織づくりを行う上で必要な機(jī)能を搭載したプロダクトです。

『THANKS GIFT』でウェルネスを向上し、従業(yè)員が定著?活躍できる組織を作りましょう

今回は、ウェルネスの意味や健康?ウェルビーイングの言葉との違いなどについて紹介しました。
従業(yè)員が定著?活躍できる組織を作るために、自社の従業(yè)員の特徴や強(qiáng)みをしっかりと把握し、それぞれがやりがいを持って仕事を行えるよう、人員配置や教育、社內(nèi)制度を通じた支援を行いましょう。

『THANKS GIFT』は、エンゲージメントを向上させる上で重要な理念浸透や社內(nèi)コミュニケーションを活性化させる、Web社內(nèi)報(bào)やサンクスカードなどの機(jī)能を搭載した社內(nèi)コミュニケーションツールです。
『THANKS GIFT』を活用して従業(yè)員エンゲージメントや働きがいを向上させる取り組みを開(kāi)始しませんか？
ぜひ、サービス紹介資料をダウンロードいただき、自社のウェルネス向上の活動(dòng)に活用いただけそうかご確認(rèn)ください。

事例や料金が分かる！サービス紹介資料をダウンロード

エンゲージメントクラウド
『THANKS GIFT』の
資料ダウンロードはこちらから